「3.2.1、新年快楽(新年おめでとう)!」。2019年2月4日は中国旧暦の新年です。日本は東京のランドマーク、東京タワーが初めて中国の紅い色に染まり、日中の大勢の来場者を惹きつけ、中国の新年を祝いました。中華春節燈籠祭・東京燈会実行委員会が主催として、または中華人民共和国駐日本国大使館、中国駐東京観光代表処および東京華僑華人団体、日本の友好団体が後援とし、第一回目の「四海同春・春節を祝う中華春節燈籠祭・東京燈会2019」を東京駒沢オリンピック公園の中央広場で盛大に開催しました。中国春節の雰囲気を盛り上げ、大勢の中国人や海外で暮らす華僑、留学生が参加しました。
今回の中華春節燈籠祭・東京燈会2019は、中華民族伝統の春節を楽しむ大規模な文化活動として、文芸、中華グルメ、特産物と観光案内等に重点を置いた見事な内容の展示が行われました。徐州市文化広電と観光局の展示ブースは濃密な漢代の風情に満ち、参加型のゲームが多くの来場者をいっそう惹きつけました。
徐州は二つの漢文化の起源となった地で、2018年に国連ハビタット賞を獲得した唯一の都市です。イベント会場では多くの来場者が漢の兵馬俑と漢文化の要素に惹きつけられ、詳しい情報を尋ねており、より多くの来場者に秦の兵馬俑だけでなく、徐州にも見る価値のある漢の兵馬俑があることを知らせることができました。展示ブースには徐州各地の風景や人物の彫像が展示され、来場者に向けて徐州の両漢時代における悠久の歴史と豊富な観光スポットを紹介しました。
日本人の来場者のために準備した日本語の「徐州巡礼」パンフレットは文章と写真によって、徐州の二つの漢文化や歴史遺跡と自然を紹介し、徐州の観光スポットと文化を描き出しています。徐州に関心を持って旅行しようとする日本人の観光客に対して、公式の整った情報を提供しています。
今回のイベントで、展示ブースのスタッフが他にも、両漢代の時期に流行したゲーム「投壺」を準備し、人気を集めました。ゲームに参加した来場者には各自5回矢を投げる機会が与えられ、そのうち矢を3回壺の中に入れられると徐州特産の馬庄香包、髪飾り等の賞品を獲得できます。矢を壺に入れられなかった来場者も徐州特産の切り絵やしおりを記念品として受け取れます。商品の中でも淡い草原の香りを放つ香包が特に来場者の人気を集めました。イベント会場は活気に満ち、来場者はゲームを通して両漢時代の人々のレクレーションを体験し、徐州への理解を深めました。
今回の「四海同春・春節を祝う 中華春節燈籠祭・東京燈会2019」への出展を通して、徐州の観光文化資源をさらに宣伝し、日本における徐州文化と観光の知名度を高めることができました。